西郷寺の竜神祠
西郷寺本堂裏の大岩の上に小さな祠があります。ある時 宗の上人が海を渡っている時、罪を告白した竜の霊が上人を慕って尾道までついてきました。その霊がここに祀られています

三つ首さん(海福寺)
江戸時代の終わり頃、尾道に出没した3人の怪盗。富める者から奪った金を貧しい者に与えたといわれています。しかし、ついには捕らえられて刑場の露と消えました。町人たちはその首をもらい受けて葬り、まつったお地蔵を「三つ首さん」と呼び伝え、首から上の病を治すと評判でした。

玉の岩(千光寺)
遠い昔、千光寺山のとんがり岩の上に大きな玉があって、夜ごと不思議な光を発していました。そういうわけでその岩を玉の岩、山を大宝山、そばのお寺を千光寺、尾道の別名を玉の浦というようになったんだといわれています

菅公腰掛け岩
左遷されて九州大宰府へ下る途中、菅原道真公が尾道の浦へ船を寄せ、この岩に腰を下ろして休んだと伝えられます。そのとき金屋という者が心を尽くして慰めました。喜んだ道真公は、自分の着物の片袖をもぎ、金屋に与えた。その袖を御神体とするのが御袖天満宮です

かんざし灯籠と陰陽石(八坂神社)
富豪の息子に見初められた娘は貧しく、かんざしもありません。だんなが娘に言うことにゃ「かんざしない者嫁にはできぬ」。あわれ娘は明神さんの井戸に身を投げました。町の人々は娘のために、井戸のそばにかんざし型の大灯籠を建てて弔いました。境内には陰陽石もあります。

仁王さんと草履(西國寺)
西國寺の山門できたとき、京からお連れした仁王さん。尾道がたいそうお気に入りで、夜な夜な町を散歩します。どすんどすんの大音に、町の人々眠れません。和尚に頼んで経をあげて、やっと門におさまりました。仁王さんの健脚にあやかりたいと、信者が奉納した大草履がこれです。

鈴姫様のほこら
武将宮地恒躬は尾道北方の久山田で戦死し、その奥方鈴姫は息子の安否を確かめるため、門田近くまで来たところで殺されたとも自害したとも伝えられます。薄命の鈴姫を祀ったのがこのほこらです。
