NHKお好みワイドひろしま

2003年8月21日

不況が続く中、広島県内の観光地や商店街では住民一体のユニークな街おこしが始まりました。 尾道市では携帯電話を使った新しい観光情報サービスが行われています。観光都市尾道市のユニークな町おこし。その可能性を探ります。

広島の暮らしに役立つお得な情報をお伝えしております、知ってナットクお好みリポート。

今日と明日の2日間はユニーク町おこしをお伝えしております。今日もこの番組は公開生放送です。
NHK1階のメディアプラザからお送りしておりますが雨の中、たくさんの人にお越し頂きました。

ありがとうございます。後ほどお話を伺いに行きます。そしてこの番組では皆さんのメッセージを24時間
お待ちしております。今週は「あなたの町を元気にするアイデアがあれば」こちらの方へお寄せ下さい。

今日は県内でも有数の観光地尾道の取り組みについて、見ていこうと思います。ゲストとして、広島修道大学の商学部教授 河原さんです。河原さんは町の活性化の研究をされていまして、広島商工会議所 都心活性化プロジェクトのメンバーとして商店街を含めた街づくりの研究とアドバイスをされています。
尾道市は観光地としてずいぶん有名なところだと思うのですが、それでもまだ活性化して行く必要があるんでしょうか。

町というのは人・物・カネ・情報 これが全部集まるところなんですが これが長い歴史をかけて歴史、文化が形成されるんですが 景気がこれだけ悪くなりますと観光地だけではなくて、日本全部の商店街でも悪いんですね。
そのためにどうしたらよいか。これが重要です。

今日は「観光情報サービス」についてお伝えしたいんですが 今日の主役は携帯電話とフクロウの彫刻。
VTRをご覧頂きます。

 
しまなみ海道の玄関口尾道市 人口およそ9万7千人。県内5番目の都市です。いにしえの面影を持つ尾道は文学や映画の舞台として知られる県内有数の観光地です。しかし観光客の減少は尾道でも深刻で特に若い世代の落ち込みが目立ちます。その尾道で今新しく注目を集めている物があります・かわいらしい石のフクロウです 大きさはもちろん形やデザインも場所によってそれぞれ違います。

このフクロウたちをよく見ると、それぞれに番号が付いています。この数字を携帯のネットに打ち込みます。
すると10秒ほどでその場所の写真と詳しい観光案内が表示されます。つまり携帯電話がガイドブックの役割を果たしているのです。

名付けて「どこでも博物館」市民団体が市の協力を得て実現しております。会社員・お寺の住職・学生と顔ぶれは多彩です。
尾道に新たな魅力を作り出そうと集まりました。

徳永「携帯を使っての情報検索発信という事ですから、携帯を使うのは若い方が上手なんですけれども」尾道の奥深い文化に触れて頂くという意味でも、携帯を使える世代にも尾道の発見をしてもらいたいと、いう風に思いもありまして 新しい観光情報として使って頂く。

中心メンバーのひとり、園山春二さん実はフクロウ像はすべて園山さんの手づくりです。
尾道の町の町を愛する園山さん。この新たな試みのために3ヶ月で300体近いフクロウを造りました。

園山「尾道を愛している方は、迷い道をね 迷いながら細い路を行き当たりバッタリに新しいところを見つけるのがね。楽しみの一つだね。」

この携帯ナビのフクロウも、行き当たりばったりでぶつかってフクロウを見つけて、

あっ!ここにフクロウが居るなと言う事で携帯を開いて、そこに出会いがあって・・楽しんでもらうにはすごく良いですね。

表情豊かなフクロウたちは園山さんの熱い思いを載せて尾道中に飛び立っていきます。

この日会のメンバーはフクロウの設置に出かけました。
その場所の雰囲気を壊さず、町の景観と調和が取れるよう、置き方や数にも工夫を凝らしています。
商店街の中心街の賑やかかな場所。ここのは商店街の喧騒に負けないようドッシリとした力強いフクロウを置きます。
もちろん近くを訪ねた観光客に、このシステムを伝える事も忘れません。
「リアルタイムで見れて、良いです」「ガイドブックを開くよりも便利ですね 携帯さえあれば、それとフクロウさえ見つければ良いので便利ですね」

 

 

 

このシステムを運用していますプラットフォーム尾道の代表、徳永さんにもお越し頂いています。
徳永さんは地元の会社に勤めながらボランティアで活動をされてます。
このシステム4月に始まったばかりですが 手応えはいかがですか?
おかげさまで昨日で閉めてみて、5ヶ月チョットで11万件のアクセスを頂いておりまして
携帯関係ではたいへんなアクセスを頂いており安心をしてホッとしております。
時代を先取りしていますね。
若い人にとっては携帯やメールは当たり前の事ですから、これを上手く活用されています。
観光客がその場で情報を得られるというのは大きいと思います。
観光客が自ら観光に参加するという気が致します。

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